「室内にいても窓から紫外線が入ってくる」と聞いたことはありませんか?
コスメショップの店員さんにそう言われてから、ずっと気になっていました。
特に日当たりのいいリビングで長時間過ごすことが多いので、窓際での日焼けリスクが心配で。
一条工務店グランスマートの平屋に住んで3年目のナビィが、実際に紫外線チェッカーで検証してみました。
窓から紫外線は本当に入ってくるのか
今回の検証に使ったのは、ペットボトルのおまけでもらったキーホルダー型の紫外線チェッカーです。
普段は白色で、紫外線を浴びるとピンクに変わり、色が濃いほど紫外線量が多いことを示します。

リビングの窓辺に5分置いた結果

まず、このチェッカーを一条工務店の掃き出し窓のすぐそばの床に5分間置いてみました。
しかし、まったく色は変化しませんでした。
一方で、チェッカーを屋外に出した瞬間には即座にピンクに反応したため、機器自体は正常に作動しています。
このことから、一条工務店のトリプルサッシを通過した光には紫外線がほとんど含まれていないことがわかります。
車のダッシュボードでも確認

さらに、UVカット表示のある車の窓ガラスでも同じように5分置いてみましたが、こちらも変化なし。
最近の車の窓も、家の窓と同様に紫外線カット性能がかなり高いようです。
つまり、春〜秋にかけて窓際で過ごす程度であれば、日焼け止めなしでも問題なさそうという結果になりました。
一条工務店の窓は紫外線カット99%
検証後に改めて一条工務店の公式サイトを確認したところ、グランスマートに採用されている「防犯ツインLow-Eトリプル樹脂サッシ」の紫外線カット率は99%と記載されていました。
チェッカーの結果と一致しています。
家づくり中にさんざん資料を読み込んでいたはずなのに、住み始めると当たり前になって忘れてしまうものですね。
改めて調べてみて、性能の高さを実感しました。
なぜ99%もカットできるのか?仕組みを解説
「99%カット」と言われても、どういう仕組みなのか気になりますよね。
簡単に説明します。
トリプルサッシとは
一般的な窓ガラスは1枚(シングル)か2枚(ペア・ダブル)構成ですが、一条工務店のトリプルサッシはガラスが3層構成になっています。
ただし一条工務店の場合、最も内側に「防犯合わせガラス」が使われています。
合わせガラスとは2枚のガラスの間に特殊なフィルムを挟んだもので、割れても破片が飛び散りにくい構造です。
そのためガラスの枚数としては実質4枚になっています。
ガラスとガラスの間にはアルゴンガスの層があり、これが断熱・遮音・紫外線カットに効いてきます。層が増えるほど、外からの影響を遮る効果が高まります。
Low-Eガラスとは
Low-Eとは「Low Emissivity(低放射)」の略で、ガラスの表面に金属膜をコーティングしたものです。
この金属膜が紫外線や赤外線を反射・吸収する役割を果たします。
一般的な透明ガラスと違って、光は通しながらも有害な紫外線はしっかりブロックできるのが特徴です。
一条工務店の場合、さらに「ツインLow-E」と呼ばれる仕様で、Low-Eコーティングが2層になっています。
これが紫外線カット99%という数字につながっています。
(参考)YKK APの公式サイト
ガラスの種類別の紫外線カット率はこのようになっています。
| ガラスの種類 | 紫外線カット率 |
|---|---|
| 一般複層ガラス | 約43% |
| Low-E複層ガラス(遮熱タイプ) | 約76% |
| 安全合わせ複層ガラス | 99%以上 |
一条工務店のサッシは防犯合わせガラスを含む構成のため、紫外線カット99%という数字はこのデータとも一致しています。
窓際での日焼けが気になる方へ
一条工務店で建築を検討している方にとって、「室内で日焼け対策が必要かどうか」は気になるポイントだと思います。
今回の検証で、99%カットという数値と実際の結果が一致したことで、その不安はかなり解消されました。
ただし、以下の点には注意が必要です。
- 窓を開けている状態では紫外線は当然カットされない
- シリーズによってはペアガラスが採用される場合がある
- その場合、紫外線カット性能が異なるため、必ず仕様を確認することが大切
- U値0.73の高性能窓でも、夏の窓辺は暑くなる
- 外側で遮光すると、より効果的に熱を防げる
こうした点を踏まえると、高性能な窓は紫外線だけでなく、肌へのやさしさという面でも暮らしを支えてくれる設備だと感じます。
また、窓まわりの使い勝手を高めるために、 簡易カーテンの付け方や、つっぱり式カーテンの設置方法を写真付きで紹介しています。
ぜひ併せて参考にしてみてください。
なお、ガラスの仕様は図面だけでは判断できないため、担当営業や設計士に確認するのが確実です。
窓の種類や開閉方式を示す図面記号の読み方については、こちらの記事で詳しく解説しています。
家づくりの検討材料のひとつとして、参考にしていただければ幸いです。

