一条工務店の窓にカーテンを後付け|DIYで設置した方法と100均で作る簡易カーテン

一条工務店の引き渡し後にカーテンを後付け 入居後の暮らし

わが家は掃き出し窓だけレースカーテンを使い、それ以外の窓はハニカムシェードのみにしました。カーテンレールも付けていません。ほとんどの窓をかすみガラスにしたおかげで、入居後しばらくはカーテンなしでも快適に過ごせていました。ただ、暮らしているうちに「少しまぶしいな」と感じる場面が出てきたため、後から簡易カーテンを取り付けることにしました。

この記事では、掃き出し窓へのカーテンレール取り付けと、かもいフックを使った簡易カーテンの後付け、2つの方法をご紹介します。

一条工務店のハニカムシェードがオプションに

わが家が建てた2023年当時、一条工務店ではハニカムシェードが標準装備でした。採光・断熱・プライバシーをこれ一つでまかなえるため、とても魅力的な仕様だと感じていました。

しかし現在は、さらぽか採用時を除いてハニカムシェードはオプション扱いとなり、カーテンをどうするか自分たちで考える必要があります。

もちろんカーテンレールを依頼することもできますが、コストを抑えたい場合は引き渡し後のDIYも選択肢に入ってきます。実際、DIYとは無縁だったわが家も、掃き出し窓のカーテンレールは自分たちで取り付けました。

後付けの選択肢は大きく3つ

入居後にカーテンを取り付ける方法は主に3つあります。

① 壁に下地を入れてカーテンレールを取り付ける

新築時に壁下地を入れておけば、入居後でもビスでカーテンレールを固定できます。ただし下地を入れていない箇所には取り付けが難しく、石膏ボードだけの壁では強度が不足します。

② 突っ張り棒を使う

窓枠の内側に突っ張り棒を渡してカーテンを吊る方法です。手軽ですが、窓枠の形状によっては安定しにくく、時々落下することがあります。最近は突っ張り式のハニカムシェードをサイズ指定してオーダーすることもできます。

③ かもいフックを使う

窓枠の上部にかもいフックを取り付けてカーテンを吊る方法です。フックを引っかけるだけなので穴あけ不要で、落下の心配もほとんどありません。見た目が気にならなければ、最も簡単に取り付けできます。

掃き出し窓にカーテンレールを取り付ける

一条工務店の掃き出し窓にレースのカーテンを取り付けた様子
掃き出し窓に取り付けたレースカーテン

レースカーテンを付けるために、シングルタイプのカーテンレールを購入し、自分たちで取り付けました。

カーテンレールは楽天市場で注文。選んだのはTOSO 機能性カーテンレール「エリート」です。LDKは特に目に入る場所なので、既製サイズではなく長さを指定してピッタリのサイズにしています。レール本体、ブラケット、オーダーカット、送料あわせて6,472円でした。

わが家の掃き出し窓は9尺パノラマ(J8671T)で、レールは268cmでオーダー。窓枠より左右それぞれ約10cmずつ長くなるようにしました。実際に取り付けてみると、この長さがちょうどよく、見た目のバランスもきれいに仕上がりました。

設計時に決めておきたいこと

カーテンレールの取り付け位置は、窓枠のすぐ上天井ギリギリかで、事前の準備が変わります。

窓枠すぐ上天井付け(わが家の選択)
見た目スタンダードスッキリ・縦に広く見える
カーテン価格丈が短い分コストを抑えやすい丈が長くなる分コスト増
下地柱位置次第で不要な場合も設計時に要依頼

わが家が天井付けを選んだのは、見た目をスッキリさせたかったから。一方で、カーテンは丈が長いほど高価になるため、コストを抑えたい場合は窓枠のすぐ上への取り付けも十分ありです。

下地についての注意点

壁付けの場合、取り付けたい高さに柱(木材)が通っていれば下地なしでもビスを打てます。一方で、柱がなく断熱材のみの場所は、石膏ボードのみでは強度が不足するため、下地が必要です。

一条工務店の建築中の窓枠の様子
建築中の窓枠。下地の位置は設計士に任せればOK

わが家はカーテンを天井付けにしたかったため、天井に下地を入れました。どの位置に断熱材が来るかまでは施主にはわからないため、設計時に「この位置にカーテンを付けたい」と伝えるだけでOKです。設計士が適切な位置に下地を入れてくれます。

取り付け手順

カーテンレールを天井付けした様子
天井付けしたカーテンレール。スッキリした印象に仕上がる
  1. ブラケット(小さな金具)を壁や天井にビスで固定する
  2. レール本体をブラケットにカチッとはめ込む

工具はドライバーがあれば十分で、本格的な工具は必要ありません。簡易的な電動ドライバーでも十分でした。

簡易的な電動ドライバー
使用した電動ドライバー。これ一本で十分

わが家は天井付けのため、ブラケットを壁面に近づけて固定しました。9尺パノラマの場合、ブラケットは5個を均等配置。レールが長い分、まっすぐ支えるのが少し大変でしたが、2人いれば十分作業できます。

カーテンレール取り付けで起きた失敗

購入したカーテンレールにはネジが付属していなかったため、ホームセンターでネジを調達することに。ところが、どの長さ・どの種類を選べばいいのか全くわからず、とりあえず2cmの木ネジを買って取り付けてしまいました。

取り付け自体は問題なくできたものの、後日、自宅に来ていた監督さんに確認したところ、

下地にしっかり固定するには3cmは必要。余裕を見るなら4cmでもOK。

とのこと。慌てて3cmのネジを買い直そうとしたところ、監督さんが手持ちの4cmネジで付け替えてくれました。カーテンレールのネジは3〜4cmを選ぶのが正解です。購入前に確認しておくと余計な手間が省けます。

カーテンレールなしの窓に簡易カーテンを取り付ける

子ども部屋はかすみ窓を使い、カーテンなしでハニカムシェードのみにしました。

ところがある日、子どもが勉強机に座ってみると、北側の窓から入る光が思った以上に明るく感じました。子どもに聞いてみると、ノートを書いたり教科書を読む分には問題ないものの、モニターやタブレットを使うと少しまぶしくて目が疲れるとのこと。

安定的な光が入ることを期待して、あえて北窓を選んでいたため全くの想定外でした。そこで、手軽に光を調整できるように、かもいフックを使った簡易カーテンを後付けすることにしました。

一条工務店の窓にかもいフックでカーテンを取り付けた様子
かもいフックで取り付けた簡易カーテン

用意するもの

アイテム価格購入先
かもいフック × 4個440円ダイソー
カーテンクリップ110円ダイソー
レースの布手持ちのハギレを使用カーテン屋のハギレコーナーなど
合計550円〜(布代は除く)
ダイソーのかもいフックとカーテンクリップ
ダイソーで購入したかもいフックとカーテンクリップ

レース布は、カーテン専門店のハギレコーナーで見つかることがあります。大きめのハギレが出ていることもあるので、近くに店舗がある方はのぞいてみる価値があります。

取り付け手順

一条工務店の窓にダイソーのかもいフックとカーテンクリップを使ってレースカーテンを取り付けた様子
フックにクリップを引っかけるだけで完成
  1. 窓枠の上部に、かもいフックを均等に並べて取り付ける
  2. レース布をカーテンクリップで挟む
  3. クリップをフックに引っかければ完成

布の幅が窓より広い場合は、端を軽く折りたたんでプリーツ状にするとサイズ調整ができます。ハニカムシェードはそのまま上下できるので、普段の使い方を変える必要もありません。

カーテンを開閉したい場合のアレンジ

  • カフェカーテンを突っ張り棒に通して、かもいフックに乗せる方法
  • ハギレ布でも、カーテンクリップで挟んで突っ張り棒に通せば開閉可能

どちらも工具不要で、気軽に取り入れられます。

クリップが落ちる問題と、その解決策

カーテンクリップの中にはグリップ力が弱いものがあり、わが家で使ったものも布がずり落ちそうになることがありました。そこで試してみたのが、洗濯ばさみとの併用です。

カーテンクリップの輪の部分を、洗濯ばさみのくぼみに引っかけるように挟んでからフックに掛けるだけ。これだけでクリップの保持力が一気にアップし、布が落ちなくなりました。

ダイソーのカーテンクリップのグリップ力が弱いため、洗濯ばさみと組み合わせた様子
洗濯ばさみと組み合わせることで保持力がアップ

洗濯ばさみもダイソーで購入したものなので、追加コストはほぼゼロ。挟んで引っ掛けられるものであれば何でもOKです。

全面より「半分だけ掛ける」ほうがうまくいった

最初は窓全面にカーテンを掛けてみましたが、子ども部屋全体が少し暗くなってしまいました。わが家の中でも特に日当たりのよい部屋だったこともあり、その暗さに違和感がありました。

そこで、机側の半分だけにカーテンを掛けるスタイルに変更。するとタブレット学習時のまぶしさはしっかり抑えられつつ、部屋の明るさはそのまま保てるようになりました。

一条工務店の窓に全面レースカーテンを付けた様子と半分付けた様子の比較
左:全面に掛けた場合 右:机側の半分だけに掛けた場合

もしカーテンが必要な理由が「モニターの映り込み」や「目の疲れ対策」であれば、窓全面を覆うのではなく、画面と窓の位置関係を見て必要な範囲だけ掛けるほうが、明るさを損なわずに済む場合があります。

ドア枠にも使える|全館冷房で開けっぱなしの個室をやさしく目隠し

かもいフックは、窓だけでなくドア枠にも取り付け可能です。

一条工務店で夏場エアコン1台による全館冷房を行う場合、空気を循環させるために各部屋のドアを開けておく必要があります。ただ、ドアを開けっぱなしにすると、廊下から個室の中が丸見えになるのが気になる方も多いと思います。

そんなときに便利なのが、ドア枠にかもいフック+布を吊るす方法です。ドアを開けたままでも視線をやわらげられ、プライバシーを確保できます。

突っ張り棒をドア枠に渡す方法もありますが、落下しやすいのが難点。その点、かもいフックはしっかり引っかかるため、より安定します。

吊るす布は好みで選べます。わが家ではIKEAの「LILL(リル)」を使用。レース素材なので完全には隠れませんが、視線をほどよくぼかしてくれます。透け感が気になる場合は、暖簾や長めのカフェカーテンのほうが目隠し効果が高くなります。

一条工務店のドア枠にイケアのリルを使って目隠ししている様子
IKEAの「LILL(リル)」をドア枠に吊るした例。視線をほどよくぼかしてくれる

やってみてわかったこと

かもいフックを使った後付けカーテンは、費用も手間もとても少なく済む方法です。壁や窓枠に穴を開ける必要がないため、失敗してもやり直しが簡単。突っ張り棒のように落下しやすい心配も少なく、ハニカムシェードの操作を妨げないのも大きなメリットです。

一方で、かもいフックは耐荷重が大きくないため、厚手のドレープカーテンには不向きです。薄手のレースや軽い布のほうが安心して使えます。

見た目を重視したい場合や、重めのカーテンを使いたい場合は、設計段階でカーテンレール用の下地を入れておくほうが後悔がありません。

まとめ

今回は、一条工務店の家でカーテンを後付けする2つの方法をご紹介しました。

方法向いているケース費用感
カーテンレール(DIY)しっかり固定したい・見た目にこだわりたい数千円〜(下地が必要な場合あり)
かもいフック+布手軽に試したい・薄手のカーテンでOK550円〜(布代別)

どちらの方法も、DIYが得意ではなくてもできる内容です。ただし、重めのカーテンを掛けたい場合や自信が持てないなら、設計時に取り付けを依頼しておくのが最善です。

これから家を建てる方は、「どの窓にカーテンが必要になりそうか」「取り付け位置は窓枠すぐ上か天井付けか」を早めに検討しておくことをおすすめします。設計士への一言が、入居後の暮らしやすさを大きく変えてくれます。

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