一条工務店の保証が2年・5年→10年に延長!対象設備22項目を一覧で解説

一条工務店の設備の保証期間が10年に改訂 入居後の暮らし

2026年7月、一条工務店から「対象設備の短期保証を10年間に延長する」というお知らせが届き始めました。既に住んでいる私たちにとっても他人事ではありません。「うちの設備はどこまで対象になるの?」「もう保証が切れたと思っていたけど大丈夫?」と気になった方も多いはずです。

この記事では、今回の保証改定の内容を項目別に整理し、注意しておきたいポイントもあわせてご紹介します。ご自宅のどの設備が延長対象になるのかを確認しておけば、この先の暮らしも安心して過ごせるはずです。

保証改定の概要

一条工務店は2026年7月より、これまで「2年」または「5年」としていた対象設備の短期保証を、お引き渡しから【10年間】に改定しました。
2026年7月1日時点ですでに入居しているオーナーについても、新しい保証基準に準じて引き渡しから10年間は無償で対応してもらえます。
対象は全22項目にのぼり、一条工務店グループのオリジナル製品やメーカー設備が中心です。

 従来の保証期間新しい保証期間
短期保証(対象設備)2年 または 5年10年(引き渡し日から)

ただし注意点もあります。
すでに短期保証が終了しており、過去に有償で修理・工事を行った費用については返金の対象外とされています。
「もう少し早く延長されていれば…」と感じる人もいるかもしれませんが、この点はあらかじめ理解しておく必要があります。

対象設備ごとの保証年数まとめ

チラシの「全22項目」は、大分類(内壁、ウッドデッキ、サッシ…といった区分)のうち、実際に保証年数が変更になった項目数を指しています。
逆に「内壁(クロス・タイル)」「オリジナル太陽光発電システム」「床・階段」の3項目は、今回の改定でも保証年数に変更はありません。
以下では、変更の有無にかかわらず、チラシの記載通りに全ての区分の保証年数を一覧にまとめました。

保証対象詳細改定前改定後
内壁クロス・タイル2年改定無し
ウッドデッキWPC2年10年
木部1年10年
サッシ樹脂サッシ(建付け調整除く)10年改定無し
網戸、防犯アラーム(親機・子機)2年10年
ハニカムシェードファブリック5年10年
可動部(電動タイプ含む)2年10年
給水、給湯、排水配管・水栓5年10年
浄化槽3年改定無し
電気設備、情報設備照明器具、配線、コンセント、スイッチ、
分電盤、火災報知器、インターホン、エアイー
5年10年
システムキッチンコンロ(IH・ガス)、食洗器、レンジフード、
オーブン
5年10年
水栓、浄水器、整水器5年10年
キッチン本体、カウンター2年10年
洗面化粧台曇り止めヒーター、排水ボタン、照明接続部、
水栓
5年10年
洗面化粧台本体5年10年
システムバス浴室換気乾燥機、リモコン、ミストシャワー、
照明接続部
5年10年
サーモスタット混合水栓、排水ボタン5年10年
浴槽、壁、天井、ミラー5年10年
トイレ便座、リモコン、手洗い水栓5年10年
床暖房システム
床冷房システム
電気ヒートポンプ式熱源機、および付属エアコン5年10年
サーキュレーター5年10年
給湯器、ガス設備、
灯油設備
本体、リモコン5年10年
24時間換気システムセントラル換気システム(ロスガード90)10年改定無し
デシカント換気システム(全館さらぽか空調)5年10年
エアコン
(オプション設定品)
エアコン本体、室外機、リモコン5年10年
オリジナル太陽光
発電システム
オリジナル太陽光パネル10年改定無し
パワーコンディショナー10年改定無し
オリジナル蓄電池15年改定無し
外壁タイル2年10年
サイディング、外塗2年改定無し
玄関ドア
(三協立山・DANJU)
製品本体(建付け調整除く)2年10年
電子錠1年5年
床・階段2年改定無し
建具建具、ソフトクロージング(建付け調整除く)2年10年
オリジナル外部部材板金、外壁装飾材、庇、タープリング、
飾りモール等
2年10年
バルコニータイル、WPC、手摺2年10年
屋根屋根葺き材、雪止め金具2年10年
オリジナル造作材巾木、廻り縁、胴差帯、手摺 等2年10年
オリジナル収納、家具クローゼット、シューズボックス、ニッチ、
トイレ収納、
カップボード(家電収納タイプ含む)、
自在棚、フリーカウンター 等
2年10年

今回の改定で見えてくること

表を見ると分かる通り、今回延長されたのはもともと2年や5年だった項目が中心です。
逆に太陽光パネルやロスガード90など、もともと10年以上の長期保証だった設備は「改定無し」のままです。
つまり今回の改定は、これまで比較的短かった保証を底上げして、住宅全体の保証水準をそろえる狙いがあると考えられます。

実際、ハニカムシェードなど、書面上の保証期間を過ぎてから不具合が出た際に無償で修理対応してもらえたケースはSNS上でもよく見かけます。
今回の改定はこうした「実質的にはグレーゾーンだった運用」を制度として明文化したもの、という側面もありそうです。
とはいえ今後は判断基準がオーナー・一条工務店双方にとって明確になる点は、素直にありがたい変更だと感じます。

逆に言えば、これまで運用面でカバーしてもらえていたからこそ気づきにくかった保証期間の短さが、今回はっきり数字として見える化されたとも言えます。

また、対象はあくまで「一条工務店グループで生産しているオリジナル製品、及びメーカー設備」であり、使用方法の誤りによる故障などは保証対象外となる場合もあると明記されています。
書面の保証年数だけを見て「もう対象外だろう」と諦めず、詳細な適用条件も含めて営業担当者に確認してみることをおすすめします。

まとめ

2026年7月から、一条工務店の対象設備の短期保証が2年・5年から10年へと大幅に延長されました。
すでに入居しているオーナーも新基準の対象となるため、これから設備トラブルが起きたときも「保証内かどうか」を確認する価値は十分にあります。
ご自宅の設備がどの区分に当てはまるか、この記事の表を参考にしながら一度チェックしてみてはいかがでしょうか。

あわせて読みたい

タイトルとURLをコピーしました