INAXナビッシュを3年使ってわかったこと|水量・止め忘れ防止・掃除まで徹底レポ

ナビッシュの使い心地ってどうなの? 入居後の暮らし

我が家のキッチン水栓は、INAXのナビッシュ(エコセンサー付)を使っています。
型番で言うとSF-NB471SXです。
一条工務店グランスマートに入居してから毎日使い続けてきたからこそ見えてきた、“便利だったところ” と “想定外だったところ” をまとめてみました。

センサーで水が出るのは本当に便利

INAXのナビッシュ(エコセンサー付)のイメージ画像

ナビッシュは上部にセンサーが付いたタッチレス水栓で、手をかざすだけで水が出ます。
料理中で手が汚れていても、触れずにサッと操作できるのが本当に便利です。
両手で鍋を持っているときなどは、軽く顎を近づけるだけでも反応してくれます。

タッチレスのおかげで、蛇口の根元が濡れにくいのも嬉しいポイント。
水が垂れてビチャビチャになることがほとんどないので、
日常的に根元を掃除する必要がなく、時々“軽い小掃除”をする程度で十分です。

水の部分は水量調節ができない

INAXのナビッシュ(エコセンサー付)の各部の名称

ナビッシュのエコセンサー(青い側)は、水量の調節ができません
どのタイミングでも 4L/分の一定水量 で出る仕組みになっています。

これは、タッチレス水栓を選ぶ前にぜひ知っておいてほしい大事なポイントです。
おそらく、この仕様を理解しないまま「タッチレス=便利そう」という印象だけで選んでいる方は少なくないと思います。

実際、私自身も住むまでは細かい仕組みを把握しておらず、“なんとなく便利そう” というイメージだけで採用しました。
毎日使うようになって初めて気づいたことがいくつもあります。

4L/分という水量は、節水という意味ではとても優秀で、食器洗いには十分です。
ただ、そうめんを冷水でしめたいとき鍋を一気に洗い流したいとき には、正直もう少し勢いがほしいと感じます。
パスタ用の鍋に水をためるのも、どうしても時間がかかります。
普段あまりせっかちではない私でも、「遅い…」と思う瞬間が多々あります。

ナビッシュはとても便利な設備ですが、スピード重視の方には向かない可能性があります
一般的な蛇口をひねって水を出すほうが早いです。

水量調整の不便をなくした、わが家の小さな解決策

料理のときに水量を調整できないのは、ナビッシュの仕様だから仕方がない——そんなふうにどこかで諦めていました。
湯水センサー(赤い側)なら、レバーハンドルを使って左右で温度、上下で水量を調整できます。

ただ、「赤い=お湯」という思い込みがずっとあって、しかもエコキュートのお湯は飲用非推奨。
そのイメージが強かったせいで、料理のときは自然と赤い側を避けるようになっていました。

ところがある日ふと、
「お湯のレバーハンドルをいちばん冷たい方向に動かしたら、どうなるんだろう」
と気になり、試してみることにしました。

すると、エコキュートのパネルがまったく光らない。
手を伸ばしてみると、流れてきたのはしっかりと“冷たい水”。
つまり、エコキュートを介さない、水道管からそのまま来る“水道水”が出ていたのです。

その瞬間、長く抱えていた思い込みが静かにほどけていくようでした。
「湯水センサー(赤い側)でも、水が出るんだ」と。

それ以来、そうめんを洗うときも、気兼ねなくたっぷりの冷水を使えるようになりました。
ほんの小さな発見ですが、暮らしの不便がひとつ解消され、日々のストレスがすっと軽くなりました。

止め忘れ防止機能

ナビッシュには、水を出しっぱなしにしても約10分で自動的に止まる安全機能が備わっています。
知識としては知っていたものの、実際に自宅で試したことはありませんでした。
そこで、配管のつまり予防も兼ねて、一度きちんと確認してみることにしました。

シンクにビニール袋で簡易的な栓を作り、お湯を出しっぱなしにした状態で10分のタイマーをセット。
どれくらいで止まるのか、じっと様子を見守りました。

INAXのナビッシュ(エコセンサー付)は止め忘れても10分で自動停止する

結果は——タイマーが残り13秒になったところで、お湯が自動的にストンと止まりました。
シンクの縁まであと2.5cmという、本当にギリギリのところ。
あふれる寸前ではありましたが、確かに自動停止が働くことを確認できました。

この機能があるおかげで、万が一うっかり水を出しっぱなしにしてしまっても安心です。
ただし、今回のように“シンクにお湯をためること自体が目的”の場合は、念のためこまめに様子をチェックすることをおすすめします。

自動センサーを一時的に止めたいときは?

「ペットや子どもが触ってしまうから、一時的にセンサーを止めたい」という場面もあるかもしれません。
しかし、ナビッシュにはセンサーを一時的に無効化する“いたずら防止機能”は備わっていません。

物理的にセンサーを止める方法として考えられるのは、現実的には2つだけです。

ひとつは、シンク下にあるコンセントを抜く方法。
ただ、このコンセントは引き出しの奥深くにあり、すべての引き出しを外してようやく手が届く位置にあります。
頻繁に行うには、あまり現実的とは言えません。

INAXのナビッシュ(エコセンサー付)のシンク下にあるコンセントの様子

もうひとつは、ブレーカーを落とす方法です。
わが家の場合、キッチンコンセントのブレーカーを落とすとナビッシュの電源が切れ、センサーも反応しなくなりました。
ただし、ブレーカーはキッチン全体の電気に影響するため、事前に電気図面でどの回路がどこに繋がっているか確認する必要があります。

どちらの方法も、あくまで“緊急時の最終手段”として覚えておく程度がちょうど良さそうです。

蛇口の掃除方法

今は年に1回のペースで掃除していますが、毎回かなり汚れているので、本来は半年に一度くらいのルーティンに入れておくと安心です。

掃除の手順自体は次の通りです。

INAXのナビッシュ(エコセンサー付)のお手入れ方法
  1. マイナスドライバーでストッパーを外す
  2. 切替ユニット(吐水口)を引き抜く
  3. 歯ブラシなどで汚れを落とす
  4. 周囲の汚れを拭きとる
  5. 元の順番で組み戻す

という流れで完了します。

わが家では、住み始めて1年ほど経ってから初めて掃除をしました。
外してひっくり返した瞬間、白いカルキ汚れがびっしり付いていて驚いたほどです。

歯ブラシでこすっても落ちなかったため、クエン酸水に10分ほど浸け置きしたところ、固まっていた汚れがスルッと落ちて、元のきれいな状態に戻りました。
ホース側にも汚れが付いていたので、こちらも丁寧に拭き取りました。

タッチレス水栓は手で触れる部分が少ないぶん、根元は汚れにくいのですが、先端の水垢は意外と蓄積します。
今は年に1回のペースで掃除していますが、毎回しっかり汚れているので、本来は半年に一度くらいのルーティンに入れておくと安心です。

まとめ

ナビッシュを3年使ってみてわかったことを整理するとこうなります。

よかった点は、センサーの反応がよくストレスなく使えること、水栓の根元が汚れにくく日常掃除がラクなこと、止め忘れ防止機能で安心できること。

知っておくべき点は、センサー(水側)は水量固定で調節できないこと、お湯側レバーを使えば水量を増やせること、先端のカルキ汚れはクエン酸漬けで対処できること。

毎日触れる水栓だからこそ、使い始める前に知っておけてよかったと思う情報を詰め込みました。検討中の方の参考になれば嬉しいです。

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