室内物干しといえばホスクリーンやアイアンバーが定番ですが、コストを抑えたい・使わないときは完全に消えてほしい、そう思ったことはありませんか。
我が家は一条工務店グランスマートを建てるとき、各個室へpid4Mを全室採用しました。結論から言うと、設置して3年経った今も後悔はゼロ。ただし、全員がフル活用しているかというと、正直そうでもありません。
この記事を読めば、pid4Mが本当に自分の家に合うかどうか、設置場所や高さの選び方まで、実体験をもとにイメージできるようになります。
pid4Mとは
pid4Mは、壁と壁の間にワイヤーを張るタイプの室内物干しです。

使い方はシンプルで、本体のつまみからワイヤーを引き出し、反対側の壁の受けに引っかけて下にスライド。
本体側のつまみをくるっと回せばワイヤーが固定されます。
使わないときはワイヤーが本体に完全に収納されるため、目立たないのが特徴です。

ワイヤーは最大4mまで引き伸ばせるので、壁と壁の距離が多少あっても対応できます。
耐荷重は10kgあるので、布団を掛けても問題なし。
「いつでも使えて、使わないときは目立たない」という点が、採用の大きな理由です。
採用した理由は「布団を干したかったから」
寝ているあいだに布団が吸い込む湿気は、放っておくとカビやダニの温床になりやすい。
でも、毎日布団を運んで外に干すのは大変だし、花粉や汚れも気になる。
そこで、「各部屋に pid4M を付けて、布団を動かさずにそのまま個室で干せるようにしよう」と考えたのが、全室設置を決めた理由です。
設置場所:SGC-60DXの隙間にぴったり収まった
我が家はシステム収納SGC-60DXを2セット採用しています。

本棚とクローゼットが背中合わせになっている収納で、2つを反対向きに並べることでAの部屋とBの部屋それぞれに本棚とクローゼットができる仕様です。

2つの収納を横に並べると、そのあいだにほんの少しだけ隙間ができます。
我が家はその“デッドスペース”を活かしてpid4Mを設置しました。
クロスが貼られている部分を測ると15.5cm。
pid4Mを取り付けるのにぴったりの幅で、まるで最初からここに付けることを想定していたかのようなスペースでした。

収納同士の隙間や廊下の壁など、15cm程度のスペースがあればpid4Mは設置できます。
一条工務店でのオプション費用
一条工務店でオプション採用すると 1個6,900円。
市販品もほぼ同じ価格帯なので、新築時にまとめて付けておくほうが手間もなくてスマートです。
もちろん、入居後に自分で取り付けることもできます。
ただしその場合は、壁の下地や柱の位置が必須になるため、取り付け場所の自由度は少し下がります。
取り付け高さは185cm|布団とハンガーで使い勝手が変わる
我が家はpid4Mの取り付け高さを床から185cmで指定しました。
ハンガーを掛けるにはとても使いやすい高さです。
一方、布団を干すときはベッドの上に立って引っかけています。
床から185cmの位置に布団を持ち上げるのはそこそこ大変なので、布団メインで使いたい方は少し低めの高さも検討する価値があります。
我が家には身長185cmを超える家族がいないため、頭がぶつかるといった問題はありません。
身長が高い家族がいる場合は、取り付け高さを事前に確認しておくと安心です。
3部屋に付けて、使っているのは私だけだった
我が家は夫婦それぞれの部屋と子供部屋すべてに設置しました。
ふたを開けてみると、使い方は3者3様でした。
- 夫:寝具の湿気をほぼ気にしないため、ほぼ使わない
- 妻:毎日使っている(布団・パジャマを掛ける)
- 息子:思春期で部屋に入ること自体を嫌がるため、使えない
結果として、「使うかどうかは、湿気を気にするかどうか」で完全に決まりました。
子供が思春期になる前までは、私が干していましたが、今となってはさせてもらえません。
私の毎日のpid4M活用ルーティン
朝起きたらまず布団をpidに掛けるのが習慣になっています。
これだけで湿気がかなり飛びます。
意外と便利なのがパジャマの一時掛けです。
夏は毎日洗いますが、冬は3〜4日おきの洗濯。
脱いだパジャマをすぐクローゼットに戻すのは少し抵抗があるので、pidに掛けています。
布団乾燥機との相性が特によかった
布団乾燥機も湿気とダニ対策として使用していますが、使ったあと熱がこもったままになるのが気になっていました。
乾燥後にpidへさっと掛けておくと、熱が自然に抜けていきます。
布団乾燥機×pid4Mの組み合わせは、我が家ではセットで使うのが定番になっています。
マットレスは月1回立てかけるだけ
布団だけでなく、マットレスの湿気管理も重要です。
我が家では、シーツを洗うタイミングでマットレスを立てかけて湿気を逃がしています。
頻度は月1回程度。
すのこタイプのベッドを使っているので日常的な通気性は確保できており、月1回の立てかけで今のところカビは発生していません。
シーツ交換をラクにした「一体型ボックスシーツ」
寝具ケアを続けるうえで、もうひとつ変えてよかったのがシーツです。
以前はボックスシーツ+ベッドパッドの組み合わせを使っていましたが、ゴムが伸びてずれるのが地味なストレスでした。一体型ボックスシーツに切り替えたところ、洗う枚数が減り、取り付けも楽になりました。
寝具ケアは「続けられる仕組みにすること」が何より大事だと実感しています。
まとめ:我が家の寝具湿気対策
- 布団乾燥機→pid4Mへ掛ける:湿気と熱を両方飛ばす最強コンビ
- パジャマの一時掛け:毎日の湿気対策が自然と習慣になる
- すのこベッド:日常の通気性を底上げ
- 月1マットレス立てかけ:カビ予防を無理なく続ける
- 一体型ボックスシーツ:シーツ交換のハードルを下げる
結論:全室設置は正解だったか?
pid4M自体は間違いなく便利です。
ただ、全室に付ける必要があったかと言われると、正直「私の部屋だけでよかったかもしれない」というのが本音です。
ただ、1個6,900円と極端に高い設備ではないため、「使うかもしれない」と思うなら全部屋に付けてしまうのもアリだと思います。
設置後にDIYで追加するより、新築時にまとめて壁下地ごとお願いするほうが確実です。
家族全員の寝具をお世話できる方なら、全室設置もフル活用できるはずです。
※この記事は一条工務店グランスマートに実際に居住した体験をもとに作成しています。設備の仕様・価格は時期・プランによって異なる場合があります。
