地震で洗面台・下駄箱の扉が開かない!耐震ラッチの外し方【一条工務店】

一条工務店の扉がロックされた時の解除方法 入居後の暮らし

最近、日本各地で大きめの地震が続いています。

一条工務店の家にお住まいの方の中には、「地震のあと、洗面所や下駄箱の扉が開かなくなった」という経験をされた方もいるのではないでしょうか。実はこれ、故障ではなく耐震ラッチという機能が働いた結果なんです。

我が家も以前同じ状態になり、最初は「壊れた?」と焦りました。
今回は、そのときの対処法と、実際に住んでみて分かった注意点をまとめておきます。同じ状況で困っている方の参考になればうれしいです。

耐震ラッチとは

一条工務店の耐震ラッチ

耐震ラッチは、地震の揺れを感知すると自動的に扉をロックし、収納物の飛び出しを防ぐための金具です。
安全のための機能なので、ロックされること自体は正常な反応になります。

ただ、仕組みを知らないまま揺れに遭遇すると、「扉が壊れた」と思って無理に引っ張ってしまう方も多いようです。
実際、大きな地震のあとには、ロックの仕組みを知らずに扉をこじ開けようとして金具を破損させてしまったという事例も見かけます。
壊れてから調べるのではなく、平常時のうちに対処法を知っておくことが大切だと感じています。

扉がロックされたときの対処法

1)ロック箇所を確認する
まず、扉のかみ合わせ部分(ラッチが引っかかっている箇所)を確認します。
ロックされている場合、扉の上部あたりに引っかかりがあることが多いです。

我が家の場合、洗面台(グレイスドレッサー)と下駄箱(シューズボックス)では、ラッチの位置がそれぞれ違います。写真の赤丸部分を目安にしてください。

一条工務店グレイスドレッサーの耐震ラッチの位置
洗面台(グレイスドレッサー)の耐震ラッチ位置
一条工務店シューズボックスの耐震ラッチの位置
下駄箱(シューズボックス)の耐震ラッチ位置

2)ロック部分を「グー」でしっかり叩く
軽くコンコンと叩く程度では解除されないことがほとんどです。
ロックされている位置を狙って、グー(握りこぶし)で思っているより強めにゴンと衝撃を与えてください。
この衝撃でラッチが外れて、扉が開くようになります。

扉を開ける際、中の荷物が飛び出してくる恐れがあるので注意してください。

3)女性一人で難しければ男性に頼む
能登半島地震のとき、私が叩いても開かず、夫に代わってもらったことがあります。
コツをつかめば女性でも問題なく開けられますが、力の加減が分からない最初のうちは、男性にお願いするのも一つの方法です。

解除方法さえ分かってしまえば大したことはないのですが、住み始めて間もないうちは仕組みを知らず、慌ててしまう方が多いのではないかと思います。

実際に住んでみて分かったこと

耐震ラッチについて、実際に地震を経験して初めて気づいたことがいくつかあります。

まず、地震のあとは一度ロックを解除しても安心できません。
余震が続くたびに、同じ扉が何度もロックされることがあります。
能登半島地震のときも、余震のたびに同じ現象が繰り返し起きました。
一度で終わりと思わず、しばらくは「また開かなくなるかもしれない」という前提で過ごしたほうがよさそうです。

また、下駄箱の下部の扉には耐震ラッチが付いていません
すべての収納扉に一律で付いているわけではないので、「うちの下駄箱は下だけ開いたままだった」という場合も、故障ではなく仕様の可能性があります。

さらに、震度5強の揺れを経験した際、我が家の洗面台やキッチンの引き出し部分は開きませんでした
引き出しタイプの収納は扉タイプとは違う動きをするため、揺れの強さによっては開かずに済むケースもあるようです。
この点は実際に経験してみないと分からなかったので、記録として残しておきます。

地震による不具合は保証の対象外になることも

もう一つ知っておきたいのが、地震が原因で生じた不具合や故障は、ハウスメーカーの保証・保証対象から外れることが多いという点です。
扉や金具の破損だけでなく、地震由来のトラブル全般に言えることなので、「保証があるから大丈夫」と思い込まず、自分でできる対処法を知っておいたほうが安心です。

まとめ

耐震ラッチによる扉のロックは、設備が壊れたわけではなく、安全のための正常な反応です。
仕組みを知らないまま無理にこじ開けようとすると、金具を傷めてしまう原因にもなります。

いざというときに慌てないためにも、平常時のうちに対処法を頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。

日本はどこに住んでいても地震と無縁ではいられない国です。
大きな地震のニュースを見ても、つい「自分の住んでいる場所は大丈夫」と他人事のように感じてしまいがちですが、いつ自分の身に起きてもおかしくないことだと思います。
この記事が、少しでも「自分事」として備えるきっかけになればうれしいです。

あわせて読みたい

タイトルとURLをコピーしました