今回は、キッチンのオプション選びで感じた“正直な後悔”についてのお話です。
「うちは田舎だから水が美味しいはず」
そんな思い込みがあって、私は浄水器をまったく検討しませんでした。
ところが新居に住み始めて、水道水のにおいが気になるという現実に直面します。
まさか自分の家でこんな悩みを抱えるとは思ってもいませんでした。
同じ後悔をしてほしくないので、なぜそうなったのか、どんな経緯で気づいたのか、包み隠さずお伝えします。
日本各地で起きている水道管の老朽化問題
戦後から80年。
日本では、当時つくられたインフラが次々と寿命を迎えています。
最近は、水道管の破裂や道路の陥没といったニュースを目にする機会も増えました。
しかもこれは大都市だけの話ではなく、全国どこでも起こり得る身近な問題になっています。
私が住む地域でも例外ではありません。
過去の地震で断水が続いた影響もあって、あちこちで水道工事が進行中です。
つい先日、ついに近所にも工事のお知らせが届き、「とうとうこのエリアにも来たんだな」と実感しました。

水道管工事後に感じた水道水の異変
今回の水道工事では断水はありませんでしたが、事前の案内には 「濁りや異臭が出る可能性があります」 としっかり書かれていました。
工事後、念のためグラスに水を注いで確認してみると、見た目はいつも通りで濁りもなし。
ところが、においをかいだ瞬間に違和感が。
塩素臭ではなく、どちらかというと“カビっぽい”不快なにおい がしたのです。
過去の“カビ臭事件”がよみがえった瞬間
ここで、ふと昔の記憶がよみがえりました。
まだ別の地域に住んでいた頃のことです。
私「なんか水道水、臭くない…?」
夫「え?全然気にならないけど」
そのときは理由がわからずモヤモヤしていたのですが、
後日ニュースで原因が判明しました。
大雨で山の土砂が川に大量に流れ込み、水質が悪化して“カビ臭”が発生していた とのこと。
健康への影響はないとされていましたが、他県の出来事にもかかわらず、私たちの地域はその川の上流から取水していたため影響を受けていたのです。
この経験から、水道水は広い範囲でつながっていて、思わぬ場所から影響を受けることがあるということを学びました。
そして今回のにおいは、まさにあのときと同じタイプの不快なにおいでした。
浄水器の必要性を忘れてしまった理由
当時は賃貸暮らしだったこともあり、急いで蛇口に取り付けるタイプの浄水器を購入して対処しました。
実際に使ってみると、あのカビっぽいにおいが気にならなくなり、「浄水器ってこんなに効果があるんだ」 と実感したのを覚えています。
ただその後、転勤のたびに取り外して持ち運ぶのがだんだん面倒に。
さらに地方へ移ってからは水道水が驚くほどおいしく感じられ、いつの間にか 「浄水器って別にいらないかも」 という感覚になっていました。
新築時の浄水器オプションを検討しなかった後悔
新築時、キッチンの浄水器ビルトインオプションは完全にノーマークでした。
「田舎の水はきれいだし、おいしい」
そんな思い込みが強くて、浄水器をつける必要性をまったく感じていなかったのです。
その結果、浄水器を検討するという発想自体が抜け落ちていた──これが今振り返ると大きな後悔ポイントでした。
ビルトイン浄水器にしておけばよかった
後付けの浄水器でも対応はできます。
ただ、どうしても選べる種類が限られ、コストも余計にかかってしまうのが現実です。
思い返せば、新築時にビルトイン浄水器をオプションでつけておけば、価格も抑えられ、見た目も使い勝手もすっきりまとまっていたはず。
そう考えると、あのときの判断が少し悔やまれます。
しかも私は、賃貸時代に浄水器のありがたさをしっかり体感していたのに、その経験を家づくりに活かせなかった──
これが今になってじわじわ効いている後悔ポイントです。

新築を検討中の方へ
「この地域は水がきれいだから大丈夫」
そう感じていても、水道管の老朽化は全国的に進んでいます。
工事や自然災害をきっかけに、どの地域でも一時的に水質が悪化する可能性があります。
だからこそ、浄水器オプションは一度しっかり検討してみてほしい のです。
普段は気にならなくても、いざというときに「つけておけばよかった」と思う場面は意外とあります。
まとめ|浄水器オプションを検討しておきたい理由
- 水道管の老朽化は全国的に進んでいる
- 工事や災害の影響で、水質が一時的に悪化することがある
- 健康に問題がなくても、においは日常のストレスにつながる
- ビルトイン浄水器なら、後付けより見た目も使い勝手もすっきり
- 「今は水がきれい」は、将来の安心を保証しない
家づくりのタイミングで浄水器を選べるのは一度きり。
後から「つけておけばよかった」と思っても取り返せません。
私自身の経験が、検討のきっかけになればうれしいです。
水道水の品質や工事の状況は地域や時期によって異なります。
詳しく知りたい場合は、お住まいの自治体や水道局へ確認してみてください。
※この記事は実体験をもとにしています。
