我が家は一条工務店のグランスマートで、太陽光発電パネルを13.5kW搭載しています。
「13.5kWって実際どのくらい発電するの?」という疑問に、実際の数字でお答えします。
一条工務店アプリに記録されている発電量・売電量の実績データをそのままお見せします。
一条工務店のシミュレーションとは
太陽光パネルを搭載する場合、一条工務店からシミュレーション(発電予測)をもらいます。
これは太陽光パネルの方角や地域の日射量を基にした予測値です。
隣家の影が落ちる場合や、降雪で発電がゼロになるような状況は計算に含まれていません。
また、シミュレーションには太陽光パネルの経年劣化(年0.5%ずつ発電効率が低下)も織り込まれています。
ただ実際のところ、経年劣化よりも天候による影響の方がはるかに大きく、年によって発電量が数百kWh単位で変わることもあります。
ただ、このシミュレーション自体は控えめな予測になっているようで、シミュレーションを上回る実績の家が多いと聞きます。
我が家のデータでもそれが確認できました。
2024年・2025年の年間発電量まとめ
まず年間トータルから。
| 項目 | 発電量 | 売電量 | 自家消費 |
|---|---|---|---|
| シミュレーション | 13,476 kWh | 10,679 kWh | 2,797 kWh |
| 2024年実績 | 14,819 kWh | 10,018 kWh | 4,801 kWh |
| 2025年実績 | 15,005 kWh | 10,119 kWh | 4,886 kWh |
発電量はどちらの年もシミュレーションを上回りました。
2024年は約+1,300kWh、2025年は約+1,500kWhのプラスです。
一方、売電量は実績がシミュレーションを下回っています。
発電は多いのに売電は少ない、一見不思議に思えますが、理由は自家消費です。
エコキュートを日中に動かして昼間の発電を自宅で使っているため、売れる電気がその分減っています。
「売るより使う」を優先した結果です。
我が家は雪国なので12月〜2月の発電量は絶望的です。
それでも年間の発電シミュレーション超えを達成できたのは、春〜秋でしっかり挽回できているからです。
月別の発電量・売電量(2024年・2025年)
月ごとの実績(kWh)です。
| 月 | 発電シミュレーション | 2024 発電 | 2025 発電 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 620 | 293.39 | 507.53 |
| 2月 | 804 | 843.51 | 25.40 |
| 3月 | 1,135 | 1,157.36 | 1,286.92 |
| 4月 | 1,416 | 1,732.00 | 1,631.53 |
| 5月 | 1,656 | 1,770.46 | 1,819.25 |
| 6月 | 1,377 | 1,868.93 | 1,669.29 |
| 7月 | 1,508 | 1,661.06 | 2,155.17 |
| 8月 | 1,532 | 1,792.39 | 1,879.16 |
| 9月 | 1,175 | 1,374.25 | 1,472.00 |
| 10月 | 1,014 | 1,076.43 | 1,006.08 |
| 11月 | 684 | 860.14 | 923.08 |
| 12月 | 555 | 389.01 | 629.97 |
| 合計 | 13,476 | 14,818.93 | 15,005.38 |
データを振り返って気になったこと
2025年2月の発電量が激減
表を見て真っ先に目につくのが、2025年2月の25.40kWhという数字ではないでしょうか。
シミュレーション804kWhに対して約97%減です。
この月は雪が多く、屋根のパネルが雪に覆われた状態が続いたため、ほぼ発電できませんでした。
シミュレーションは降雪による発電ゼロを想定していないため、雪国では冬にこういった月が出てきます。
夏(7月・8月)はシミュレーションを大きく上回る
2025年7月はシミュレーション1,508kWhに対して実績2,155kWhと、647kWhもオーバーしました。
晴天が続いた月は一気に稼いでくれます。
冬に失った分を夏が取り返してくれるのが太陽光のおもしろいところです。
冬(12月〜2月)はシミュレーション以下が続く
雪国の冬は日照時間が短いうえに積雪も重なるため、シミュレーションを下回る月が続きます。
特に1月は2024年・2025年ともに予測の半分以下。
雪国で太陽光を検討するなら、冬の発電は期待しない前提で考えるのが現実的です。
2026年(1〜5月)の状況
| 月 | 発電シミュレーション | 2026 発電 | 2026 売電 |
|---|---|---|---|
| 1月 | 620 | 284.37 | 79.05 |
| 2月 | 804 | 474.53 | 265.43 |
| 3月 | 1,135 | 1,466.89 | 920.96 |
| 4月 | 1,416 | 1,584.23 | 1,161.66 |
| 5月 | 1,656 | 2,008.74 | 1,571.48 |
2026年も3〜5月はシミュレーションを上回っています。
5月は2,000kWhを超えました。
今年も好調なスタートです。
不利な条件でもシミュレーション超えできた理由
実は我が家は太陽光発電に不利な環境です。
平屋なのに南側の隣家は2階建てで、距離はわずか5mほど。
隣家の影がパネルに落ちやすい状況です。
これを回避するために、屋根を上げるという方法を取っています。
屋根の高さを確保することで隣家の影の影響を減らし、発電量を守ることができました。
今回ご紹介した発電実績は、この対策ありきの数字です。
屋根を上げる方法については、こちらの記事で詳しく紹介しています。ぜひ参考にしてください。
まとめ
グランスマート×13.5kWの実績をまとめると、こうなります。
- 年間発電量はシミュレーションを1,000〜1,500kWh上回ることが多い
- 自家消費率は約32〜33%で安定している
- 雪国の冬(12月〜2月)は発電量が激減する月がある
- 春〜秋の好調期が冬のマイナスを補い、年間トータルはシミュレーション超えになる
一条工務店のシミュレーションはあくまで目安で、実際の発電量は住む地域や天候・周辺環境によって変わります。
特に雪国では冬のリスクを理解したうえで計画することが大切です。
参考になれば嬉しいです。
今後もデータを更新していく予定なので、またのぞいてみてください。
