一条工務店に網戸はいらない?意外な盲点は『冬』の床暖房だった

性能・住み心地検証

一条工務店の「床暖房」と「網戸」。
一見、無関係に見えるこの2つですが、実は「冬の快適さを守る」という意外な接点があります。
今回は「網戸はいらない」と言われる一条工務店で、あえて網戸を勧める理由と、気になる「オプション費用」について詳しく解説します。

一条工務店で網戸が必要な時期は?

一条工務店の家は、業界トップクラスの高気密・高断熱。換気は高性能な「ロスガード」が行うため、窓を開けなくても空気は常に新鮮です。

そのため、窓を開けたくなるのは春や秋のわずかな期間だけ。
夏はエアコン、冬は床暖房が主役なので、「網戸は不要」と考える方が多いのも納得です。
しかし、実は「冬」にこそ網戸が欲しくなる瞬間があります。

床暖房の弱点:冬のオーバーヒート

一条工務店の代名詞「全館床暖房」は、家中どこでも温かい最高の設備です。
しかし、「急な温度変化」には少し弱いという一面があります。

たとえば、2月から3月にかけての冬の晴れた日。
外気温が急に上がると、高断熱ゆえに室内に熱がこもり、暑くなりすぎることがあります。
これが冬の「オーバーヒート」問題です。

床暖房は一度温まると、設定を下げてもすぐには冷めません。
この「温度調節のタイムラグ」を解消する唯一の方法が、「窓を開けて外気を取り入れること」なのです。

※冬以外の日射遮蔽については、こちらのタープリングの記事も参考にしてください。

一条工務店の家は、冬でもオーバーヒートすることがある。

そこで網戸が役に立つ

冬でも暖かい日には、小さな虫が活動しています。
室内の光や熱に誘われて寄ってくる虫を防ぎつつ、サッと室温を下げたい。
そんな時、網戸があればストレスなく換気が行えます。
網戸は、床暖房の「スピード調節役」として非常に優秀なのです。

一条工務店の網戸オプション費用はいくら?

では、網戸をつけるにはどのくらいの費用がかかるのでしょうか。
一条工務店では、主に2つの選び方があります。

1. 全窓に設置する場合(坪単価設定)

家全体の窓に網戸をつける場合、坪単価3,000円という計算になります。

  • 27坪の場合:3,000円 × 27坪 = 81,000円

※注意点として、全窓設置を選んだ場合でも、勝手口ドアやバルコニードアの網戸は別途費用がかかるため、合計金額はもう少し上がります。

2. 必要な窓だけ個別に設置する場合

「全ての窓にはいらない」という方は、個別に選ぶことも可能です。
価格はサッシのサイズによって異なります。

  • 1枚あたり:3,500円 〜 22,400円程度

ちなみに、我が家の網戸代は合計で72,500円でした。
家全体のバランスを見て、必要な箇所に絞るのも賢い選択です。

一条工務店の開き窓に採用されるロール式網戸

後付けはできる?

住み始めてから「やっぱり網戸が欲しい」となった場合、後付けも可能です。
しかし、別途作業費がかかるため、建築時に頼むよりも割高になってしまいます。
迷うくらいなら、最初から計画に入れておくことをおすすめします。

まとめ:網戸は「いざという時の安心代」

一条工務店の家で網戸を使う頻度は、確かに少ないかもしれません。しかし、冬のオーバーヒート対策や、心地よい季節の風通しなど、「いざという時の調整役」として非常に重要な役割を担っています。

「網戸はいらない」と一概に決めつけるのではなく、

  • 日当たりの良い南側の窓
  • 風の通り道になる窓

など、場所を絞って検討してみてはいかがでしょうか。
後からの追加費用で後悔しないよう、設計段階で「温度調節に使うかどうか」をぜひ想像してみてくださいね。

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