一条工務店でも玄関は寒い?寒冷地で閉じた間取りにした実例と理由

一条工務店グランスマートでも玄関は寒い。寒冷地や寒がりの人にオススメの間取りは。 間取り・図面チェック

一条工務店といえば「玄関まで暖かい高断熱住宅」というイメージがあり、その安心感から玄関をオープンにした開放的な間取りを考える方も多いと思います。

ですが、冬の冷え込みが厳しい地域では、この間取りはあまりおすすめできません。
私自身、雪国で一条工務店の家に住んでいますが、実際に暮らしてみて、玄関まわりを“完全に閉じた間取り”にして本当に良かったと実感しています。

この記事では、その理由を実測データとともに詳しく解説しています。

一条工務店の玄関断熱が2026年にアップデート

一条工務店では2026年1月、玄関まわりの断熱性能が強化されました。

  • 全棟「断熱等級6」スタート
  • 土間の冷え対策を強化
  • 【断熱玄関土間】土間下にも断熱材を施工し、玄関全体の断熱性能を向上

この仕様は、枠組壁工法の商品シリーズに適用されます。

  • グランスマート
  • アイスマート
  • アイキューブ
  • アイスマイル
  • ハグミー

一条工務店は高気密・高断熱で知られていますが、玄関は家の中で最も冷えやすい場所です。
外気に面し、ドアの開閉も多いため、どうしても熱が逃げやすくなります。

一条工務店の玄関断熱(断熱玄関土間)の施工写真|2023年に建てた実例

こちらは、2023年に建てた我が家の玄関土間の施工中の写真です。
黒い部分が断熱材で、土間をぐるりと囲むように入っています。

ただ、住んでみて感じたのは、この断熱材だけでは土間の冷えは完全には防げないということ。

今回のアップデートでは、立ち上がりだけでなく底面にも断熱材を入れる仕様になり、玄関の断熱性能がさらに強化されました。

「断熱王」を選ぶ価値は高い

もし今グランスマートやアイスマートで建てるなら、私は断熱王一択だと思います。
理由はシンプルで、断熱玄関土間と高断熱玄関ドア「ダンジュ」が採用できるから。

我が家を建てた当時は断熱王がなかったため選べませんでしたが、もし当時あったなら迷わず採用していたと思います。
ただし玄関ドアが重すぎて、不具合も起きているようなので、その点は注意が必要です。

玄関周りをドアで仕切った理由

玄関は構造上どうしても冷えやすい場所。
そのため我が家では、玄関からの動線をすべて室内ドアで仕切る間取りにしました。

  • 玄関から右の動線にドア
  • 左の動線にもドア

冬以外は開けっぱなしで使っていますが、冬は必ず閉めています。
理由は、玄関からの冷気が想像以上に室内へ流れ込むから。

床暖房でもわかる「玄関の寒さ」

冬のある日、床暖房を稼働させた状態で床の表面温度を測ってみました。

▶ 実測した床の温度

  • リビング:23.3℃
  • 玄関を上がった部分:19.8℃

床暖房の設定温度が同じでも、約3.5℃の差があります。
玄関に行くと、空気がひんやりしているのがはっきりわかるレベルです。

ちなみに我が家は断熱王ではありませんが、断熱等級は7です。
それでもこれだけ差が出るので、断熱玄関土間を採用しても玄関が他の部屋と同じ快適さになるわけではないと感じています。

一条工務店で断熱王を採用していなくても、断熱等級が7になる場合もある

寒冷地・寒がりの方は玄関周りに室内ドアを

寒冷地に住んでいる方、または寒がりな方には、玄関まわりをしっかり閉じる間取りを強くおすすめします。

わが家は玄関から左右に動線が分かれるため、設計士さんからは
「片方のドアはなくてもいいのでは」
と提案されました。
それでも私が両方にドアを付けたのには理由があります。

理由はただひとつ。
絶対に寒いと思ったから。

さらに、もし住み始めてから「やっぱりドアは必要なかったかも」と感じたとしても、引き戸なら開けっぱなしにしても圧迫感が少ないという安心感もありました。

一条工務店はドアの枚数で金額が変わらないため、迷うなら付けておくほうが後悔しません。

まとめ|玄関は「閉じて正解」だった

一条工務店は断熱性能が高く、玄関まわりの仕様も年々進化しています。
それでも、玄関は家の中で最も冷えやすい場所です。

特に寒冷地では、玄関をオープンにするより、室内ドアで仕切る間取りのほうが快適性が高いと実感しています。

また玄関土間に収納を作る際は、その大きさにも注意が必要です。
詳しくはこちらで解説しています。

これから間取りを考える方の参考になればうれしいです。

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