家づくりの中で意外と忘れがちなのが、部屋と部屋の音の伝わり方です。
今回は、筆者が採用した 一条工務店のシステム収納 が防音対策としてどれくらい効果があるのか、実際に住んでみて感じたことをまとめます。
💡間取り設計で後悔しないために
防音は間取り設計の重要なポイントですが、収納の配置や部屋の位置関係など、事前に考慮すべき要素がたくさんあります。一条工務店の図面は修正箇所以外も変わることがあるため、収納や間仕切りの配置も毎回しっかり確認しましょう。
→ 一条工務店の図面で後悔しないための注意点
システム収納で音の伝わりは防げるか
我が家では、システム収納のクローゼットを同じ部屋に2か所採用しています。

どちらも ブックシェルフ(本棚)+洋服クローゼットが背中合わせ になったタイプで、部屋同士の間仕切りとして利用しています。
設計時の狙いは次の3つでした。
- 収納力アップ
- 間仕切り壁の代わり
- 音の伝わりを少しでも抑えること
結論:音は「伝わる」。でも「小さくはなる」
まず結論から言うと、音は伝わります。
ただし、何もない壁よりはマイルドになる印象です。
例えば、
- 隣室で音楽をやや大きめに流す → 小さく聞こえる
- 小さめの音量 → ほぼ聞こえない
- 就寝中のいびき → 聞こえる
といった感じでした。
クローゼットには服がぎっしり、本棚にも本がたくさん並んでいます。
それでもこの結果なので、「収納=防音壁」にはならないというのが正直な感想です。
一条工務店の室内ドアは隙間だらけで音が伝わりやすい
一条工務店の住宅は高気密・高断熱ですが、その分、室内の音が反響しやすいと感じています。
さらにドアの構造上、音を完全に遮断するのは難しいです。
我が家の体感では、
- ドア1枚では普通に音が聞こえる
- 2枚ドアを挟むとかなり静かになる
- 2枚ドアを挟んでも通話は聞こえる
という印象です。
室内ドアの隙間
ロスガード換気ための仕様で、ドア下に約1cm以上の隙間があります。
開き戸でも引き戸でも同じです。

光が漏れるところは、音も漏れる
ドアの隙間を確認する方法として、わかりやすいのが 光の漏れ具合 です。

夜に廊下の電気を消して部屋の明かりだけをつけると、
- 開き戸 → 光が漏れる
- 引き戸 → はっきり光が漏れる
という状態です。
開き戸のほうがまだマシですが、隙間がある以上、音も当然漏れます。
そして一条工務店の家は音が響きやすいため、体感的には想像以上に音が伝わることがあります。
💡設備の音も気になる方は要チェック
一条工務店の家は静かと言われますが、設備音はゼロではありません。ロスガード・床暖房・パワコン・食洗機など、音に敏感な方が気になる音・気にならない音を実体験ベースで詳しく解説しています。
→ 一条工務店の設備は静か?実際に住んでわかった「うるさい設備」正直レビュー
将来を考えて間取り設計を
収納を間仕切りにするのは見た目もスッキリしますし、収納力も上がってとても便利です。
ただし、防音目的で期待しすぎるのはおすすめしません。
今は家族だから気にならなくても、
- お子さんが受験生になったとき
- 生活リズムがずれてきたとき
- 在宅ワークや楽器練習をするとき
など、将来的に「音」がストレスになる可能性があります。
人だけではなく、設備音や生活音が気になる方は、間取りや収納の配置で対策できることも多いので、家づくりの段階で意識しておくと安心です。
📚関連記事
設備の後悔点について知りたい方は、こちらもご覧ください:

