一条工務店でおすすめの土間収納の広さ

一条工務店の玄関土間収納。1マスがおすすめの理由。 収納計画

最近の住宅トレンドとして、広い土間収納を設ける間取りが人気です。
SNSやモデルハウスでも、おしゃれな土間収納スペースを見かける機会が増えました。
今回は、一条工務店で実際に家を建てて暮らしている私の実体験から、土間収納の広さについて真剣に再考をおすすめしたい理由をお伝えします。

一条工務店グランスマートでも、土間収納は寒い

土間収納を広くとるということは、言い換えれば「寒い空間を広くとる」ということです。
一条工務店では今年から土間断熱が標準仕様になり改善されていますが、それでも玄関周りは他の居室に比べて明らかに寒くなります。
快適性を追求して一条工務店を選んだのに、寒い土間収納で不便を感じるのは本末転倒ではないでしょうか。

土間収納の「寒い空間を活用する」という考え方の落とし穴

「みかんやお米などの食品保存に、あえて寒い土間収納を活用する」という考え方を目にすることがあります。
確かに理屈としては理解できまが、実際に暮らしてみると話は別でした。
一条工務店の住宅環境では、この考え方が必ずしもうまくいかないことがわかったのです。

①みかんの保存

冬場にみかんを箱買いして、「寒い玄関なら長持ちするだろう」と土間収納に置いてみました。
カビ防止のため、一つ一つアルコールで拭くという念の入れよう。
ところが、予想に反してカビが大発生してしまったのです。

一条工務店の家は高断熱のため、寒いと言っても外気温ほど玄関が冷えることはありません。
みかんがカビないレベルまで冷えるということは、ありえないのです。
結局、傷んだみかんを処分する羽目になり、残念な結果となりました。

②お米の保存

一方で、お米はキッチンのシンク下に保管していますが、特に問題は起きていません。
虫がわくこともなく、味が落ちることもなく、普通に消費できています。
むしろ、毎日使うものをわざわざ寒い玄関まで取りに行く手間のほうが、日常生活のストレスになると感じています。

1マスで十分だった土間収納

一条工務店グランスマートで採用した1マスの土間収納。中には自在棚を採用した。

我が家の土間収納は、わずか1マス(半畳程度)しかありません。
当初は2マス(1畳分)の広々とした土間収納が欲しいと思っていましたが、間取りの都合上1マスしか取れず残念に感じていました。
ところが、実際に住み始めてみると、この1マスで十分でした。

💡「1マス」の実際のサイズを理解しておこう

一条工務店では「1マス=91cm」と表現されますが、実際の室内寸法は壁の厚みを引いた約78cm前後になります。
土間収納を計画する際も、この実寸を把握しておくことが重要です。
家具や収納ボックスを配置する際に「思ったより狭い」とならないよう、事前に確認しておきましょう。
一条工務店の1マス91cmはなぜ狭くなる?室内寸法の仕組みとグランスマート実測レポ

奥行30cmの自在棚が大正解

この1マスの土間収納に奥行30cmの自在棚を採用したことが大正解でした。
自在棚は高さを自由に調整できるため、収納するものに合わせて無駄なく空間を使えます。
奥行30cmというサイズも絶妙で、手前から奥まで見渡せて取り出しやすいのです。

土間収納は天井までの高さがあるため、縦の空間を最大限に活用できます。
普段使わないものは上部に置いておけるので、想像以上の収納力があります。
自在棚の詳細については、こちらの記事を参考にしてください。

事前にコンセントの計画をしておけば、活用の幅が広がります。

半畳で収納できているもの

わずか1マスの土間収納に、以下のものを収納しています。

  • 災害用持ち出し袋(上段)
  • ボールやバドミントンなどの外遊びグッズ
  • 電動自転車の充電器
  • 自転車用のヘルメット
  • 段ボール置き場
  • 傘立て
  • 濡れたカッパやレインコート

濡れたものを干せるのが便利

特に便利なのが、濡れたものを玄関でそのまま干せることです。
雨の日は、濡れた上着やレインコートを玄関で脱いですぐに干せる。
冬場は、雪が付いたコートやスキーウェアをそのまま掛けておけば雪が解けてそのまま乾く。
浴室まで水を滴らせながら運ぶストレスがないだけで、生活が大きく快適になります。

一条工務店で広い土間収納をおすすめしない理由

全館床暖房を売りにする一条工務店だからこそ、広い土間収納には慎重になるべきだと感じています。

子育て用品の置き場問題

ベビーカーなどの子育て用品を収納する目的で土間収納を広く取りたい方もいるでしょう。
しかし、ベビーカーを使用する期間は長くありません。
使用頻度とのバランスを考える必要があります。
我が家のボールやバドミントンなどの外遊びグッズも、1マスあれば十分収納できています。

コストパフォーマンスの問題

土間収納のスペースにも当然、建築費用がかかっています。
同じ面積なら、暖かい居室として活用したほうが生活の質は上がるはずです。
1マスでも自在棚を採用すれば、縦の空間を活かして広さ以上の収納力を発揮できます。
面積を広げるよりも、収納の工夫で対応したほうが賢明です。

土間には床暖房がない

地域によりますが、玄関土間には床暖房が入りません。
ただし、オプションで玄関土間に床暖房を入れられる場合もあります。
玄関土間に床暖房がある場合は、土間収納を広く取っても問題ないかもしれません。

一方で、寒冷地や寒がりの方には、広い土間収納は本当におすすめできません。
せっかくの高断熱住宅の快適性が損なわれてしまいます。

一条工務店で土間収納を設ける場合のポイント

家族構成や生活スタイルによっては、ある程度の土間収納が必要な場合もあるでしょう。
その場合は以下の点を検討してみてください。

  • 必要最小限の広さに抑える(半畳から1畳程度)
  • 自在棚の奥行は30cm程度に抑えて取り出しやすさを重視
  • 天井までの高さを活かし、普段使わないものは上段に
  • 玄関ホールとの間にドアを設けて冷気の侵入を防ぐ
  • 食品保存には期待せず、道具の収納と割り切る
  • 濡れものを干すスペースとして最大限活用する

一条工務店の土間収納まとめ

一条工務店の高気密高断熱住宅の魅力を最大限活かすなら、広すぎる土間収納は避けるべきです。
我が家は1マス+奥行30cmの自在棚で、想像以上の収納力を実現できました。

特に濡れたものを玄関で脱いでそのまま干せる利便性は、土間収納の存在価値を最も感じる点です。
間取りを検討する際は、SNSの見た目だけでなく、実際の生活をイメージして判断することが大切です。

これから一条工務店で家づくりを検討されている方、あるいは現在間取りプランを練っている方の参考になれば幸いです。
後悔のない家づくりを目指して、じっくり検討してください。

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